まにあうんかい!?
今日は温泉の掃除が予定より遅れ(来客)、帰宅午前1時過ぎ。
仕事正念場。
早くからやってればと言う話なんだけど。
まだ粘ってる。
製材所に行ったとき、直径50センチの欅の輪切りが転がっていた。
「これくれる?」
伐採部分と製材処理のために切り離した部分で、捨てる部分。
2年ほど、ほったらかしにして様子見ていた。
わかりますか~?
多くの木が、このように上の面に向かってお皿状になるんです。
これ,刳りものにしても芯が入っているので割れてしまうものなんだけれど・・・。
ちょっと、知ったかします。
この断面で、どんなところに育った木かある程度分かる。
木の芯部分がほぼ真ん中と言うことは、山の斜面ではなく平地で育ったもの。
年輪数から、90年から100年生。
内輪の間隔が狭く外輪が広いということは、子供の頃の環境の方が厳しく大きくなるにつれ王様のように君臨していたということ。
多分、大きな古いお屋敷林に生えてたな。
周りに日光を遮るものはあまりなくて夏目と呼ばれる広い部分の成長がそんなに大きくない言うことは、地味は痩せてたのかな?
などなど、推理できるんですよ。
少しは、木のプロかも。
腕は半端だけれど、こんなただで手に入るものをものにするの頭ひとつ抜けているかも。
このチェンソーで両側から切ったところの段差に目が行った。
これひっとして、「ホーリンラブ」かも。
糊漆を用意しました。(舌切り雀が食べた米糊と漆を混ぜた接着用の漆)
本麻で作られた、蚊帳の裂を貼りました。
あと10日?
きびしいかなぁ?
ご覧のように、漆の乾燥むろは徐々に満室状態になっています。
もう、弓張り月?
まにあうんかい!?
ここのところ、仕事場にべったりで話題これしかないんよ。
しょうがないから、しばらく仕事の実況中継続けます。
ぁ、この工程なんかフランチャイズでは公開できない。
明日の日、まねされるもんね。
捨てるゴミで、2度おいしいんだから。
これ仕上がると「おされ」かも。
足は、嫁はんが以前作った陶器の足付けるつもり。
まにあうんかい!?
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