日活ロマンポルノ名作32選上映。

yo1

2012年04月07日 12:53

日活ロマンポルノ・・・・かぁ~っ、今朝のインターネットの早朝のニュースのラインナップに。

1971年、当時もう成人指定の年頃であった私にはドキドキ感はなかったが、懐かしい。

何よりも、低予算高収益のこれらロマンポルノ映画造りの中から、のちに飛躍した映画監督たち。

石井隆、和泉聖治、金子修介、崔洋一、周防正行、相米慎二、滝田洋二郎、中原俊、那須博之、根岸吉太郎、森田芳光。

「shall we dance][尾道3部作」など活躍したひとたちが多くいます。

地位武雄さんなんか、主演の役者さんで出演してたんですよ。

何よりも当時を知る一人として、総天然色映画だったことが感動もの。

それまでのエロ映画、白黒の場面が続き、ここと言うときに場面が静物等(りんご・ばなな)に固定、いきなり喘ぎ声と濡れ場。

「ここだけみたいんでしょ?」ってかんじ?

しっかり映倫基準は満たしていましたなぁ。

で、それでも観たいものは観たい。

金沢市内、試験休み期間、補導員と称する大人が繁華街をパトロールしている。

みつかれば、やはり生徒指導受ける。

浅はかな、高校生Mと私は、試験休みに入るある日、バイクにまたがり隣県富山県の県境のO市の成人映画上映館が「ゆるい」と言う情報のもとにパンツをバイクの風でパンパンに、さらに期待もバンバンに膨らませてひた走った。

Mは東京オリンピックのコーチにもなった名伯楽の指導を受ける選手であった。

たしかインターハイ、3位以内であったかと記憶している。

いっぱしに私服で偽装し、街のアンちゃん風を装ったが、今から考えれば、バレバレ。

「18歳以上ですか?」

「ぉ、おー」

声は上ずったが、未知なる女体という誘惑には勝てなかった。

映画館の暗闇の席はまばらで・・・・・。

のど、口からから・・・・・。

例の、1部天然色映画。

初体験と言うことで、息をのんで鑑賞しているときに・・・・。

座席ガラガラなのに、隣の席に座ってきた(移動してきた?)中年のおっさん。

・・・・・ここというときに、なんか膝に手を置いてくる。

ん?

「おじさん、なんかまちがってません?」

見せ場。

ありゃ~~~、おじさんのお手手が、遡ってくる。

うわ~~~~、なんやこれ?

Mと私は、早々に映画館立ち去った。

「大人って、こわいわ~」

これも初体験。

帰り道、おまけがついた。

やつは、兄貴からバイク借りてきてカーブで滑りやがった。

ザ~~~~~。

バイクは横倒しになりながら、5~10メーターは横っ飛びになっていった。

柔道少年だった私。

横受け身から前方回転受け身と巧みに転がりながら離脱。

インターハイ3位は、後方宙返り半回転ひねりと言う難易度Cの技で忍者のように着地。

・・・・M、「バイクバイク」とオロオロしながら、転がったバイクの方へ走って行った。

ここで記憶が途切れている。

あの後どうしたんかいなあ~?

・・・・・・オリンピックを目指していただろうMがその後、オリンピックに出場したという噂は聞かなかった。

わたしは、確信している。

一流になるときは、「修練」と「こころがまえ」がちがう。

おめぇさん、おいらといっしょっで「すけべ」でした。

ワルがきは、馬鹿だ大學に入学、夕日新聞社の記者になりこの前、同窓会に顔を出したとmineyoから聞いた。

それなりのサクセスストーリーのお人であろうが、お前の過去は消せないぜ。

この記事、mineyoが見たら驚くかも。

mineyo,おまえこのまえ、同窓会の消息でMの話したろう?

おいらの記憶はその時蘇った。

あの時、知らん顔していたけど・・・・・。

バラサーです、





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