梅雨の合間に
遠くない昔、木工工場を営んでいました。
スタッフの高齢化と生産拠点の海外移転(当時人件費25分の1の中国)により、製品はインフレにもかかわらず下落。
工場は、当時私とパートのおばちゃんと障害者の3人。
税理士の試算では、工場維持年間300万円の固定費。
5年で、1500万円!
(ウチナーライフ見ていたら、那覇で上等のマンション物件買える額。)
考えた。
工場閉鎖。(残った二人はきちんと処遇)
大転換をしました。
辞めたつもりが、いまだに、仕事が追っかけてくる。
それ以来、信じられないかもしれませんが青空塗装しています。
今回の依頼は、食堂の椅子がパックリ接合部分から離れてしまったもの3点と、お菓子屋さんのお客様が待っている間に座る椅子2点。
車の中が、倉庫と作業場。
なんせ、仕事場の中は注文のちゃぶ台の漆リメークが9台もある状態。
(調整も外仕事)
その中で、こなさなければいけない。
しかも梅雨の合間を縫って。
昨日と今日が晴れ。
塗料は、トルエンもキシレンも含まない溶剤を使っている。
安心安全は、注文を呼ぶ?
塗装職人にいつでもなれると思う。
「おてて」があるということに感謝。
張替のクッションも出来上がってきたことだし、3日後くらいには納品。
嫁はんに、稼ぎ渡せます。
ここ1週間で、日焼けしましたとさ。
めでたし、めでたし。
関連記事