6月23日
去年の6月23日は、那覇にいました。
6月23日と言う日が、何の日かは沖縄と言う地を知るまで知りませんでした。
温泉で扱わせていただいている石けんは沖縄の素材で作られたものです。
1昨年、その石けんを製造されている方に、沖縄のの終戦記念日は6月23日で「その日の午後、よろしければ黙とうしてください」とおっしゃっていただけました。
1昨年の「その日」、南の方を向かい黙とうさせていただきました。
今の私がここにいるという事実は、遠く離れた地の過去の出来事とは無縁でないとおもったからです。
だから、「ありがとう」「わすれません」が黙とうの意味です。
昨年は、知人の叔父が「健治の塔」に祭られているということで、平和祈念公園ではなく都道府県別の慰霊塔があるところなどを訪れました。
今日、20度に満たないからりとした北陸の梅雨空を見上げながら遠く沖縄の空を想い黙とうを仕事場に入る前にします。
縁が無ければ、知りえないことがあるのです。
沖縄住みたいなと思って3年間が経ちました。
実現したいという「こころ」は捨てていません。
捨てていない限り、いつか実現すると信じています。
同時に住む以上、その地と人への畏敬の念は心の奥に留めおきたいと思うのです。
黙とうする自分への意味です。
関連記事