ヒヌカンとかまど神

yo1

2013年01月11日 23:57

柳田國男と言う民俗学者の「海上の道」という本を読んでいます。

物語を続けるために、もがいています。

今日は、自分のための記事です。

たぶん、わかりずらい文章。

脳が、まとまりません。

以下、整理のために・・・・。

それは、沖縄と言う地に残る言葉や風習から過去のわずかな痕跡を拾い上げ、広く東北までの地域の同じように残された痕跡と比較し海の民がたどったであろう足跡を道として推理しようとした壮大な日本人のルーツへの旅の物語です。

古くは、風葬であった琉球の葬儀は、ユタと言われるシャーマンが死者の魂をわが身に降ろし、ニライへと送り届けて骨を母の胎内に見立てた墓(亀甲墓)に収めるという儀式だったそうです。

ニライとは何か?

著者は、弥勒信仰と併論して海人(うみんちゅ)の文化と信仰の痕跡を推論しています。

浦島伝説の痕跡は、琉球弧の島々にそれぞれあります。

琉球の神は、特に著しく多いのが特徴とか。

今回の旅の自分へのおみやげ。


1枚の小さなアワビ貝と月桃のタネ。

かまどの上に神様を祀り飾り拝む風習があちこちにあります。

アワビ貝を両目にはめ込んだお面をかまどの上に飾る形は、東北仙台藩内だけにある風習だそうです。



秘密の浜辺で、1個見つけたので拾ってきました。

遠くない昔には、かまどの火の神様という考え方が、広く信じられていたそうです。

琉球にも”ヒヌカン”というかまどの神様を祀る風習が現世利益と結びついた形で残り、ユタがそこへ神を降ろすという役割を担っているそうです。

ユタでなくとも、沖縄にはある種の霊感と呼ばれる能力が強い人は多く存在するらしい。

神体として石を3個おくという形式は、かまどの原型が沖縄ではその形以上には発達せず、大なべに”んも”というサツマイモを主食としていた時代の名残とか。

シャーマニズムとアミニズムと神道とが混在してユタと言う神降ろしを「言葉」にする者が、現実化する「言霊」を介在させる土着文化。

それが、琉球と言う文化なのかもしれません。

比較的、仏教の影響が少ないのが特徴と著者は述べていると思います。

根の国。

太陽。

陰陽。

あたまがこんがらがってくる本です。

寝よう。

・・・・もう0時。










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