キャッチコピー
この項販売戦略もあり、本ブログに挙げられません。
でも自分の感動は、記録しておかなくてはと思うのです。
このブログ書庫にするという所以(ゆえん)です。
「ポスター出来たので、貼ってもらえませんか?」
温泉には、20円から1000円の石けんが置いてあります。
ダントツ人気だったのが、沖縄の素材にこだわった無添加石けん、月桃・ハイビスカス・黒糖・・・・。
加水しない・加温しない・塩素などの無添加・使いまわしの湯を使わない完全掛け流しという「大地のエネルギーじかあび」の温泉が、わが温泉の売りです。
これのコンセプトに合う石けんとして、数年前にメタファさんのご縁で沖縄から「こだわりの沖縄石けん」取り寄せさせていただいてます。
それ以外にも、いろいろなご縁で石けんが置いてあります。
Hさんの手作り石けんの話です。
Hさんの石けん。
「かっぱ〇〇」というブランド名です。
正直、3番手以下。
その石けん、かっぱの屁(本当に石けんの中に比較的大きな泡が練りこんであり・・・連想させる)みたいな・・・。
それまでは失礼ですが、雑貨ショップで販売ターゲットが20代から30代の男女層商品のイメージ。
うちの温泉、「おくりびと温泉」で、顧客年齢60代以上。
ミスマッチかな~?。
これに、魔法をかけた御仁があらわれました。
友人らしいのですが、グラフィックか映像のコンテストに出展するために、ポスターを制作したのです。
キャッチコピーにKOされました。
「植物の力を必要としていたころは、人はその名前を忘れなかった」
物語があると思いません?
細密画で書かれた植物の絵には、その素材で作られた石けんの泡がランダムな形で乗せられ効能書きというシンプルさ。
構成としてはこれ以上のものない。
大企業が一流の広告制作会社に作らせたくらいのものが、「かっぱの屁」にくっついちゃった。
ちなみに、奥さんが石けん、ご主人が「お香」を作っていて同時に作ったお香のポスターは準グランプリを獲得したそうです。(そのお香、温泉で販売していてポスターはもう貼りました)
嫁はんの提案:石けんのポスターの各素材の写真をパッケージにして再販売したら?
実は、本人たちのお店で販売しかしてなかった製品で価格設定が卸や委託に対応してなくて売れてもうれしくないという状態。(後から聞きました、向こうからの売り込み)
嫁はんのアドバイスに従い、ポスターはお化粧が整ってからということに。
今売っている価格の倍でと、嫁はんは強気。
うち以上に、他所で売れると思います。
心配なことは、初期投資のお金でつまづかないかな?
何か生活大変そうなんです。
でも、絶対やったほうがいいと思う。
この石けんに込められた作り手の思いを引き出してくれたのだから。
おせっかいかなぁ?
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