沖縄、過去への旅、その1

yo1

2012年03月20日 21:55

基本的には、人見知りなのです。

沖縄へ通うようになって、10年近い年月が流れました。

那覇周辺の方々と接するようになったのは、つい3年ほどになるのでしょうか?

それまでは、人とはあまり付き合いがなかったです。

娘が沖縄旅行した時、ナンパ???しに来た元教師のシーサー作家モロチャン。

この人が私たちを沖縄に結びつけたキィーパーソンです。

この人には、私たちのギャラリーで個展を何度かお願いするご縁になりました。

初めて石川県に来られた時、磁石とランチョンミート・ゴーヤを持ってきたのかなぁ。

ギャラリーについたら、やおら磁石を地面に置き位置確認をし始めた。

・・・・・・・・・・おもしろかひとねぇ。

ゴーヤチャンプルーをつくっていただいた。

「ゴーヤ苦いですねぇ。」

「こどもだね!」

ふ~む。

立ち居振る舞いが超人離れをしている。

達人かなぁ~。

いやぁ、大物だわ。

期待値が上がっていった。

マスコミ対応はどうなってますか?

そこまでいわれると・・・・頑張って「シーサー展」天下のNHKの取材を受けることになり・・・・。

当時、温泉の一室に逗留していただいて、車を1台お貸しして、片道40分かけて通勤していただいてました。

嫁はんが、「明日はNHKの取材ですから(TV、北陸3県夜の8時45分ゴールデンタイムのローカルニュース)早めに来てくださいね」

「ふむ」

よくあさ・・・・、NHKさまのTVクルーはとっくに到着。

待てど暮らせど、・・・先生来ない。

この先生車貸したのだが、時速35キロ以上絶対出さない。

片道40分は、倍の1時間以上かけてやってくる。

・・・10分・・20分・・30分・・・・・・・嫁はん、しびれを切らして携帯に電話。

「いやぁ、今どこにいるんだか?磁石で調べてもわからない・・・・・・」

かれ、、温泉がある山から降りてきて、我が家を通り過ぎて・・・・実はもう少しで日本海にダイビングする寸前であった。

慌て、迎えに行ったのだがそのころには、しょげてしまい嫁はんに言わせると「いたずらして怒られたしょげかえった(ワーマク/ワラビータ」状態。

しかし、このおじんなぜかTV映りがよい。

「沖縄のことわざに(牛にも見習え)ということばがあります・・・・・・」滔々としゃべり、取材大成功。

しかし、この一件で、先生の権威失墜。

以降は、嫁はんの支配下に入った?

最後に台風が来て滞在日数が伸びたため、沖縄に帰れず、飛行機と汽車の往復切符だけでもって、現金所持0.

売上配分を前借して還ることに。

還るときに、「わたしが遠く北陸まで来たのだから、今度はあなたたちが沖縄来なさい。」

これが、私たちが沖縄へ通うことになる最初の1歩であった。

彼とは会うたびに、最初1歩から始めなければいけないようなシャイな部分があり「やぁ」とはいえない性格で・・・・。

慣れるまで、互いに時間がかかった。

この御仁、風のような人である。

誰も知らない沖縄、いっぱい教えてくれました。

第2部、「沖縄過去への旅、やんばるの仙人」へと続く。(2部は写真入り。)













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