ストレステスト
受験世代です。
何でも実践より、マニュアルから入る。
高校3年生。
美人と評判の英語教師であった。
まぁ、わーまくな輩はいくつになってもいるわけで・・・・。
「5時限英語の授業か~?」
「飯食って、ねむいなぁ~」
「暇つぶししよか?」
「やらかすまい!」
こういう時の、たくらみは、長けていた。
ストレステストやろうぜ。
「一人一問ね。」
何人かのわーまくは、其々に質問事項を用意する。
やがて、美人教師が教室に入ってくる。
起立。
礼。
「さぁ、今日は153ページセクション1.の・・」
この瞬間に、先生!と先方竹内が挙手。
奴は、比較的優等生で通っている。(後に教育大に進み国語教師)
「前回の授業の長文をつなぐthat、これがどの構文につながっているのか、おしえてください」
美人教師、おっ、ヤル気あるじゃんと言う顔をして、丁寧に説明。7分経過。
終わるころ、次鋒森島「ハイ先生」
ハイ森島君。
till itの次に、分詞構文が続くわけですけれども時制と態の関係がよくわかりません。(後にバカだ大に進み、夕日新聞の記者になった。)
これはね、・・・・・・・。
(中々いいぞ)
この後が大体私の出番、三峰「は~い」
受験の英作文において、単語が思い浮かばないときは語句説明例えば、likeなどを使って書きあげて何点採れますか?
こういう類の質問は、時間を食う。
20分を過ぎるあたりから、敵は勘づき始めている。
顔が引きつりだす。
ここで、副将横山がとどめを刺す。(僧侶・市役所主幹)
先生!
横山君!もういいから教科書進めましょう。
25分授業カット。
彼女の限界は、25分であった。
この後、私と横山は手ひどい仕返しを受けることとなった。
私、進路希望東京方面、横山関西方面。
偏差値、真ん中程度。
記念受験ってあるけれど、東大と京大の受験要綱(あれは受験申し込み書かな?)取り寄せてみるべ。
うちの学校は、当時県内でも中間校で東大・京大受験できる生徒は絶対いなかった。(なんか最近随分後輩は頑張ってるらしいが…)
取り寄せた、受験要綱をクラスの皆が閲覧できるように(これが噂の東大・京大受験要綱)、掲示板に張っておいた。
その一件から、しばらくして美人教師、講義しながら教室の掲示板の件の書類の宛先のわたしと横山の名前をちら見していった。
休憩時間の時に、職員室に呼ばれた。
「おまえら、受験をなめとるんか-----」
いきなり平手が飛んできた。
先制攻撃に、あえなく陳謝と反省の態度で恭順をしめす。
今なら、屁理屈100こねるが、当時は若かった。
その後はおとなしく、やがて夜行列車に乗り13時間揺られて受けて入れそうな大学に行った。
すっぽんさん、岡山に学生時代いたとたしか、ブログに書いてあった。
件の美人教師、whos whoでは岡山大学。
ひょっとして、美人教師の後輩?
それなら悪いことした。
関連記事