1冊の本との出会い。

yo1

2012年04月10日 02:36



私の人生観を、一気に変えた本です。

ベトナム戦争が終わり、反戦と平和と言う大きな目標を失った世代の一部が向かったのは、精神世界の自由と解放だったのかもしれません。

1986年、日本語訳が 山川紘矢・亜希子夫妻により出版されました。

共に、東大出で確か大蔵省(財務省)の高級官だったご主人との初めての翻訳本だと記憶しています。

アウト・オンナ・リム。。。。言葉の意味は?

訳者は、「果実すなわち真理を得るためには、危険を冒して枝の先まで登らなければならないという意味です。」と述べています。

英語の辞書では、「孤立無援の状態」を意味する言葉だそうです。

著者のシャーリー・マクレーンは「愛と追憶の日々」で。アカデミー主演女優賞を獲得しています。

彼女は、名声も地位も獲得し何もリスクを犯す必要のない人でした。

事実、オカルト女優などとレッテルをはりつけられたのですが・・・・。

この本をきっかけに、 山川紘矢・亜希子夫妻は翻訳業に入ります。

この記事を書くに当たり、検索すると彼らのブログと「アウト・オンナ・リム」に関する記事を発見しました。

この本は、オカルト本ではありません。

体と心の調和を本質的にどうしたら取り戻せるかと言う入り口の本なんだと思うのです。

人には、必ず光と影があると思います。

光りが強ければ強いほど、影は濃く映ります。

自分と言うものを知るという「意味」を考えさせてくれる1冊だと思うのですが・・・・。

わたしは、「ご縁」と言う簡単な言葉で片付けたいと思います。

この本の紹介も、どこかのだれかの「ご縁」になればと「わたし」の中の何かが言ってくれているんでしょう。

それでいいのだ。

病気を治せるような奇跡でなく、あるがままを受け入れる「こころ」をこの1冊で手に入れました。

丸儲けじゃないですか?

こころの中で、叫んでます。

「らっきー」

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