現実。

yo1

2012年12月23日 09:21

フクシマの友人は、線量計(放射線測定器)を常備携帯している。

フクシマは地域的に海沿いから浜通り・中通り・会津の3つに分けられます。

原発事故の被害は、浜通りと中通りを中心として拡がっています。

浜通りを中心として官庁・自治体の電光掲示板みたいな線量計が設置してあるらしいです。

友人が、わざとその前で自分の線量計をかざしてみたら、彼のは5シーベルト、官制のは線量計は1.8シーベルト。

測定値の誤差が、2.5~6倍?

この誤差は何なんでしょう?

彼の線量計は、宮城県から福島県へと続く高速道路を走行すると郡山に入ってもpi-pi-と喧しいらしく壊れてはいないということ。

ここまでは、当時者の話です。

続けて、彼が言うには・・・・・。

これに不思議を感じた彼のの友人が自宅の除染した土を、同じような計測器の下の地面にばら撒いたそうです。

ほどなく・・・・・。

数台の県の車が駆けつけ、その土を測定後、持ち去ったそうです。

その間、電光板の線量は、ピクリとも動かなかったというお話。

情報のの確度は又聞きなので保証しませんが、1兆円の除染費用を予算執行しながら除染した土の置き場が決まらずそれぞれの庭先などにシートを掛け野積み状態とか。

もう発災2年に近くなっています。

せっかく除染した土も、集積保管場所がいまだに定まったとは聞いていません。

原発の廃棄物の保管がもう限界(2~5年)の中で、さらに新規増設も視野に入れるという流れを、昨日の新聞(中日新聞)は報道していました。

”便所のないマンション”と揶揄された日本の原発政策。

どこへ流れていくんでしょう?

ずっと疑問に思っていたことが一つ判明。

フクシマ以外の被災地がれき処理受入れの全国自治体の対応。

昨今、この受け入れを検討しただけでも補助金がその自治体に支払われるとか、支払われたとか(環境庁主管事業?)。

で、検討もしないのに支払われていたとか・・・・。

全国の自治体の焼却処分施設でがれきを受け入れたら、国から補助が出る仕組みでした。

補助金のしゃぶ漬け?

”絆・連帯”は結局”お金”でつながっていた?

これも現実なんでしょうか?

お金って大事ですね。

心も買えるんですもの。




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