いまだに、忙しいっす。
忌明けのあいさつ文、ワープロで打って印刷用紙と封筒を買いに行ったついでに孫と文房具売り場に。
(今日は、孫の子守があたった、で、すごく疲れた。)
そうそう!
水彩色鉛筆。WHAT?
前から、何だろうと思っていたがオコズカイがなく見るだけが2か月。
じつは、挿絵の彩色でつまづいている。
100円SHOPのクレヨンと4Bと2Bの鉛筆に水彩絵の具で陰影も含め基礎力のなさを実感。
なんせ、高校ぐらいから真面目に美術していない。
基礎教育どころか、最近の文具事情まで浦島太郎。
月初めで、無計画に買ってみた。(後半は自分で稼いでタバコ代捻出)
1本、70円くらい?×24色
孫と二人で、テスト。
つまり、書いてる時は色鉛筆、水を含ませた筆でなぞる溶けてと水彩絵の具には早変わり。
感動した。
そのうちうまくなる予定。
これ付属の水ペン。
恐る恐る。
描いた絵は、このあとスキャナーに読み込ませる。
色のパフォーマンスがそのとき勝負、つまり写真とは違う風合い。
気になっているのは、ページ数。
両面印刷で、60ページはもう越えている。
製本は、最も安いものを見つけた。
1か月後が楽しみ・・・・・・・・・かな?
さて、ちっぽけの婚礼の日が近づきました。
モグラのおっさんは、ちっぽけを連れて地中深く潜るつもりです。
この口は、おぞましいので挿絵にしてみましょうね。
いよいよ、ちっぽけはピンチです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
野ネズミおばさんが、おねがいした4匹のクモたちは“昼、夜”なしに糸をつむぎだし、(ちっぽけ)は糸つむぎの道具をまわすのに大忙しでした。
毎晩モグラおじさんはやってきて、はやく夏が終わればなといつも待ち遠しがっていました。
なにしろ、今はカンカン照りで地面はもえるように熱く,石のように固いので、モグラおじさんは(ちっぽけ)との結婚の日をじっとまっているのです。
とにかく夏が終われば、結婚はすぐにおこなわれるのです。
だけど(ちっぽけ)は、モグラおじさんが好きではなかったのでちっとも待ち遠しくなんかありませんでした。
朝日がのぼるごとに夕日が沈むごとに、(ちっぽけ)はドアからそっとぬけだし、麦の穂の間を風が渡るとのぞく青い空に、私がいる場所の外はなんと美しくかがやいてるんでしょう、あのなかよしだったツバメさんにふたたび会いたいとおもうのでした。
だけど、(ちっぽけ)が心で呼びかけても彼は決して戻っては来ませんでした、彼はこの時、彼の好きな緑の森へと遠く飛び立っていたのです。
秋がおとずれたときには、(ちっぽけ)のけっこんの用意はすっかりととのいました。
「4週間以内にけっこんしきは、おこなわれるよ!」と野ネズミおばさんは、(ちっぽけ)にいいました。
そのことを言われてちっぽけは、みにくいモグラおじさんとは結婚できないと泣きだしてしまいました。
「しんじられない!?いまさら、だだをこねるのなら私の白い歯でかみつくからね!彼はハンサムなモグラだよ、女王様だって彼より美しいビロードの毛皮は身に着けてないんだよ。たべものだって、台所や倉庫に一杯だ、おまえはそんな幸運に感謝しなければいけないんだよ!」
結婚式の日は決まりました、モグラは(ちっぽけ)とすむ部屋は、暖かい太陽が2度と見ることができない地面の深い所につれていくつもりでした。なぜならモグラおじさんは太陽が大嫌いだったのです。
かわいそうな(ちっぽけ)は美しい太陽にお別れをしなければいけないことがとてもざんねんでした。
野ネズミおばさんが、もう1度太陽を見ることを許してくれたので、ドアの前に立ちました。
「もうおわかれね、私の太陽!」(ちっぽけ)はうでを太陽に向かってひろげドアから少し離れました。
大麦が刈り取られていて切り株だけの野原がひろがっていました。
「さよなら、さよなら。花よ、伝えておくれ。小さなツバメに私をむかえにきてと!」側の赤い花に腕をからませながら、何度も何度も叫びました。