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2012年09月27日

秋来ぬと・・・見えるわいな。

もう少しで、10月の声を聞こうとしています。

手持ちのデジカメを、初めてAUTOからマニュアルに切り替え手探りながら露光やホワイトバランスなどをいじくり始め候。

秋のスケッチを、BGMを聴きながらご覧になってください。

曲は、ショパン・ピアノコンチェルトNO1。

野望に燃えるショパンが、ポーランドを旅立つ直前に作曲して自ら旅立ちの演奏をしていったそうです。



秋来ぬと・・・見えるわいな。

秋来ぬと・・・見えるわいな。

白い曼珠沙華が咲いた。

見えず隠れず風が舞う。

1本、そしてまた1本とつぼみを持ち上げ天へ天へと突き抜けていく。

おまえは、潔い。

秋来ぬと・・・見えるわいな。

陽のあかあかと、命の紅をひく。

風さえも、紅に染めたいのか?

強い個性もたまには、必要だな。

秋来ぬと・・・見えるわいな。

こうべを垂れることなく、蒼い蒼いそらへとまだ伸びていくんだね。

秋来ぬと・・・見えるわいな。

のぼる朝日も、やがて残照となるのを知っているのかね?。

秋来ぬと・・・見えるわいな。

燐光のごとく、お前の名前は「酔」という字が付くらしい。

芙蓉。

秋来ぬと・・・見えるわいな。

朝の陽の光を、はなびらの中に一杯ため込んでお前は変化する。

変節とは言うまい。

そう。

羽化していくのだ。

秋来ぬと・・・見えるわいな。

やがて・・・・・。

太陽のエネルギーを、使い果たしたお前はその役目を果たし終える。

ずっとずっと昔も、そして今もお前たちは変わらない。

繋ぐ命の必然?

何のためにお前たちは生きる?

生きている意味を知る事さえ、要らないとお前たちは言っているのだろうか?

無常の中に、私たちは生きている。

あるがまま。

そのまま。

しかも、摂理の中に・・・・。

今日の朝早く、片道1100キロの旅に出る。

奥の細道への旅です。

「あかあかと、ひはつれなくとあきのかぜ」・・・芭蕉が加賀の国で詠んだ句です。

今晩は、水戸で何食おうかな?





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Posted by yo1 at 01:38│Comments(0)日記
 
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