2012年10月23日
アポトーシス

「死」とはなんなんだろう?
たんに、肉体が生理的な活動を休止したことをもって「死」と断ずるならば、「死」は等しくすべての生物に訪れる。
「生」とはなんなんだろう?
単に、肉体が生理的な活動を行っていることを持って「生」とずるならば、「生」は等しくすべての生物にある。
アポトーシス (apoptosis) と言う言葉があります。
ウィキペディアから引用すれば、アポトーシス (apoptosis) とは、多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種で、個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる「死」なのです。
管理・調節された細胞の自殺すなわちプログラムされた細胞死(狭義にはその中の、カスパーゼに依存する型)のこと。
Apoptosis の語源はギリシャ語の「απόπτωσις 、apoptosisアポプト-シス」:「apo-(離れて)」と「ptosis(下降)」に由来し、「(枯れ葉などが木から)落ちる」という意味である。

(庭のツワブキの葉にカエルが2匹)
細胞レベルまでいくと、「死」は「再生」と言う意味と同一線上にある存在なのだろうか。
深い淵にたたずみ、覗き込んで思わず引き込まれそうになり、その中に入り込んでいく寸前のような感覚に捉われる。
「死」とは「再生」なのかもしれない。


(絶妙の配置におもえる。)
人が人であるという証の1つは、「意志」なのかもしれない。
「自己」を失くして「生」を受け入れたとて何の意味があるんだろうか?
何かをつかみかけているのだが・・・・・。
それを知るとき、「再生」に向かうのかもしれない。
たまには、フィロソフィー。
Posted by yo1 at 00:07│Comments(0)
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