てぃーだブログ › 雉鳴いちゃった › 日記 › かっこいひとたち。その2

2012年10月25日

かっこいひとたち。その2

3年前までは、本当に自分の手を加えた作品しか売っていませんでしたが温泉引継ぎと共に骨董品のギャラリー販売という主婦向けの骨董品を企画で販売するというスタイルに徐々に移行しました。

仕入れで済むので、時間がとられないのです。

これからを考えて、自分の生活を、温泉を引き継いだ3年前に戻すというか本業に戻るというかそんな準備も兼ねていま、大忙し。

そんなわけで、月明けと年明けに大きな企画展を抱え仕事場にカンヅメです。

仕事場にTVを持ち込んでいます。

見るとはなしに、チャンネルをEテレに・・・・。

EテレでハートネットTVという番組やっているのを知りませんでした。

ハートネットTV。

“目で聴くミュージック” ―HANDSIGN―”

7年前、若者たちはダンスの世界で有名になるため手話を交えたダンスパフォーマンスを表現しました。

身近にろうの人たちは、いませんでした。

ほんとうに、「受け」ねらいだったそうです。

それなりの反響を呼び、ろうの人たちが公演後握手を求め手話で話しかけてきました。

メンバーたちは、話題性や戦略で手話をダンスに取り入れただけで、手話を話せるわけではなかったのです。

「え~、かっこわるいじゃん」

かれらは、本腰を入れ始めたのです。

ろうの人を、アドバイザーにむかえいれ、誰も試みたことのない世界を切り開く道が始まりました。

聴力に障害のある人たちに、ダンスを通じて「音楽」を伝えるというこころみです。

聴くことが不自由な人たちに、どのように音楽の楽しさと言う本質の部分を伝えるのか?

それは、この若者たちにとって今生きている中で「一番熱いとき」になったそうです。

動機は軽かったのだけど、何か大きなものを探り当ててしまったのかな。

かれらは、やがてNYのアポロシアターに進出します。

ここ数年で、大きく躍進。

表現と言うクリエーティブな世界。

自分たちしかできない世界があるということ以上に、「伝える」「伝えられる」ということの素晴らしさっていいなぁ。

かれらは、じぶんたちのための活動・行為が人に役立つことに気付いたとき大きな1歩を踏み出せたのだなぁと思った。



単なる手話でも、それを理解したり役立てる行為はなかなか大変です。

mineyoは手話サークルで永年活動しています。(彼女は今の時間アメリカへの機内なんだろうな、奴はホピなどアメリカンネイチャーのパワースポットに行くと言っていた。最近ヤツは何かを感じることができるようになったらしいよ。)
時々、手話を教えてくれたのだが、すぐ忘れてたので温泉のろうのカップルと話せなかったのを残念に思い、「想い」を引きずってこの番組に出会ったわけサァネ。で、この記事を書こうと思ったわけサァネ。

約37年前、大學の後輩で横浜から隣町に嫁いできたhinakoはずっとつきあいがあるが点字や「もう」の人たちのための朗読の録音などさりげなく続けてきている。

hinakoもmineyoも、そんな活動を前面に押し出さない、私の身近な「かっこいいひとたち」です。

福祉にやボランティアにかかわる人たちが全て素晴らしいとは言わない。

実際、少し携わってみたが何か勘違いしながら自信を持って活動している人たちや障害のある人に出会うと「えっ、それって心根ちがうんじゃぁ?」って感じたこともある。

そんなこと思っても、言えるわけじゃない自分もいるわけで自分でそのことに気付いただけでも「丸儲け」と思っています。

はい。

かっこいいひとたち。その3へつづく。













同じカテゴリー(日記)の記事
雪隠事変
雪隠事変(2013-12-30 20:30)

イブの夜
イブの夜(2013-12-25 01:19)

年の瀬ですね。
年の瀬ですね。(2013-12-22 16:57)

夜更かし
夜更かし(2013-12-22 05:00)


Posted by yo1 at 07:57│Comments(0)日記
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。