2012年12月26日
田芋(たーむ)のフォークロア。
沖縄アジュンマふきこの知恵袋さん。
紹介したいブログです。
うまく言えないのですが、この方の文章力というか筆力の骨格・安定感が、なかなかです。
好きな文章タイプとでもいうのでしょうかねぇ。
”肉団子入りターム(田芋)饅頭 おこわ蒸し”という記事に、魅せられて何度も同じ記事を読ませていただいてます。
レシピもワードにコピペしてあります。
田芋は、どうも冬が旬らしい。
おいしそうな食い物に、弱い人間です。
こんどの訪沖には、田芋を買って帰りたくなりました。
こんどの訪沖は、80歳過ぎのばぁさんを連れての道中で、食事に頭を痛めています。
初日は、”たんてい”という沖縄(石垣?)スローフードのお店を予約しました。
首里の近くなんですが、首里城の夜景を見ながら三線の音色をバックに異国情緒に浸ってもらうつもりです。
このお店の田芋料理は、いけてると思いました。
唐突ですが、柳田國男の遺作「海上の道」を、訪沖時に持っていき沖縄で旅行中読んでみたいと思っています。
この本は、日本人はどこからきて、どこへいったのかという日本人の起源について考察した本と言われています。
琉球諸島に漂着した者たちが稲と貝に価値を感じて、それを伝承し定着させていったのではないか?と松岡正剛は千夜千冊の中で述べています。
アジュンマさん(韓国語で既婚の夫人のことをさすそうです)の田芋の記事は、ベトナムでの田芋との出会いから始まります。
まさに、芋で海上の道はつながっていたのではないでしょうか?
田芋とニューギニアなど南太平洋の島々の主食のヤム芋は同一なのでは?と勝手に想像していたのですが、ちがいました。
この項を書く前に、確認したんです。
いずれも、琉球弧に栽培種として広く分布しているようです。
大和のヤマイモも固有種ではあるのですが、どうも語源が・・・・似てませんか?
ヤム芋⇔ヤマイモ
田芋は、どうも南西諸島の方が栽培展開が速いと記述されています。
数か月の沖縄滞在だった柳田には、芋の伝播までは考察に入ったかどうか知らないけれども、「島の人生」「海神宮考」「みろくの話」「根の国の話」「鼠の浄土」「宝貝のこと」「稲の産屋」と続く各章は、まごうことなく上古の文化の流れが海上の道であったことを物語っているんではないでしょうか?
書きかけの物語ファンタジーにちょっとだけ忍び込ませてあるんですけど・・・・。
たかが芋、されど芋。
柳田が、伊良子岬に漂着した椰子の実の話を藤村に話したところ、「もらった!」と言って「♪椰子の実」の詩が出来上がったエピソードは有名です。
♪なもしら~~ぬ遠き島より・・・・・・♪
金武町走って、田芋買って遠く芋の来た道に思いを馳せようか?
♪もういくつねると、おきなわだ♪
紹介したいブログです。
うまく言えないのですが、この方の文章力というか筆力の骨格・安定感が、なかなかです。
好きな文章タイプとでもいうのでしょうかねぇ。
”肉団子入りターム(田芋)饅頭 おこわ蒸し”という記事に、魅せられて何度も同じ記事を読ませていただいてます。
レシピもワードにコピペしてあります。
田芋は、どうも冬が旬らしい。
おいしそうな食い物に、弱い人間です。
こんどの訪沖には、田芋を買って帰りたくなりました。
こんどの訪沖は、80歳過ぎのばぁさんを連れての道中で、食事に頭を痛めています。
初日は、”たんてい”という沖縄(石垣?)スローフードのお店を予約しました。
首里の近くなんですが、首里城の夜景を見ながら三線の音色をバックに異国情緒に浸ってもらうつもりです。
このお店の田芋料理は、いけてると思いました。
唐突ですが、柳田國男の遺作「海上の道」を、訪沖時に持っていき沖縄で旅行中読んでみたいと思っています。
この本は、日本人はどこからきて、どこへいったのかという日本人の起源について考察した本と言われています。
琉球諸島に漂着した者たちが稲と貝に価値を感じて、それを伝承し定着させていったのではないか?と松岡正剛は千夜千冊の中で述べています。
アジュンマさん(韓国語で既婚の夫人のことをさすそうです)の田芋の記事は、ベトナムでの田芋との出会いから始まります。
まさに、芋で海上の道はつながっていたのではないでしょうか?
田芋とニューギニアなど南太平洋の島々の主食のヤム芋は同一なのでは?と勝手に想像していたのですが、ちがいました。
この項を書く前に、確認したんです。
いずれも、琉球弧に栽培種として広く分布しているようです。
大和のヤマイモも固有種ではあるのですが、どうも語源が・・・・似てませんか?
ヤム芋⇔ヤマイモ
田芋は、どうも南西諸島の方が栽培展開が速いと記述されています。
数か月の沖縄滞在だった柳田には、芋の伝播までは考察に入ったかどうか知らないけれども、「島の人生」「海神宮考」「みろくの話」「根の国の話」「鼠の浄土」「宝貝のこと」「稲の産屋」と続く各章は、まごうことなく上古の文化の流れが海上の道であったことを物語っているんではないでしょうか?
書きかけの物語ファンタジーにちょっとだけ忍び込ませてあるんですけど・・・・。
たかが芋、されど芋。
柳田が、伊良子岬に漂着した椰子の実の話を藤村に話したところ、「もらった!」と言って「♪椰子の実」の詩が出来上がったエピソードは有名です。
♪なもしら~~ぬ遠き島より・・・・・・♪
金武町走って、田芋買って遠く芋の来た道に思いを馳せようか?
♪もういくつねると、おきなわだ♪
Posted by yo1 at 05:56│Comments(0)
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