2013年08月22日
“Emperor
”今日しか行けないわ”と”終戦のエンペラー”行ってきました。
レートショーで、22時過ぎからの上映。
まぁほとんど映画館独り占め状態でした。
映画観ながら、色々な想い出が去来しました。
私が、何度か米国に足を運んだのは住んでいる街の近くの大学のアメリカ人教授が友人だったから。
友人と言っても、現在89歳です。
父と同じ1923年生まれ。
彼は、1941年ハワイ時間12月7日真珠湾で日本軍の空襲を体験しました。
父は1945年8月6日、学徒動員され広島県の福山にいてヒロシマの惨状の目撃者でした。
この二人のぎごちない初体面を想い出しました。
東京裁判は、ラジオで聴いたという思い出話を、聴いたことあります。
guilty or not guilty?と聴くそうです。
その後にguilty。
映画のストーリーを追いながら、半藤一利さんの”日本のいちばん長い日”
というノンフイクションを思い起こしていました。
このノンフィクションを、休暇で行った沖縄の農連市場の近くの古本屋で買い求め、中部の民宿にこもり読みふけったことは懐かしい思い出です。
このベースがあったから、非常にわかりやすかったです。
英題は”“Emperor”。
そうですね。
開戦でもなく終戦でもなく”“Emperor”なんですよね。
誰も責任を取らない国、意見や主張には遠ざかって小利口に当たり障りなくサイレントマジョリティを通した方が生き残ることできるもんね。
などと考えながら家路につきました。
映画の感想でした。
おもしろかったです。
Posted by yo1 at 01:15│Comments(0)
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