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2013年12月08日

伝えるテクニックを磨く。



もうすぐ温泉では、お世話になっている森のくまさんのハチミツフェアが始まります。
養蜂家さんにとって、とても気になっている問題があります。
それは、ネオニコチノイド系という農薬の使用制限の緩和です。

温泉に来られるお客様に、この農薬の使用を少しでも控えていただくキャンペーンをフェアに合わせて行ないたいとおもっています。
正確に正しい情報を心がけようと、昨夜もいくつかの調べものをしていました。
以下は11月25日付の北陸中日新聞に掲載された特集記事からの引用です。
使用に反対する科学者とメーカー側とに、因果関係について意見の対立があるそうです。
この農薬の人間への影響は、将来子供に顕著に現れる実験結果だそうです。
注意欠陥・多動性障害などの発達障害が心配されるそうです。
ミツバチに関しては、金沢大学の山田敏郎教授によると、この農薬により抵抗力が弱まったハチに、ある種のダニがとどめを刺すメカニズムと指摘されています。
さらに、教授は続けます。
植物の細胞に浸透して効果が長続きさせる農薬なので、毒性の強力さが問題となります。ひとへのハチからの警鐘と考えるべきだと。
これを、お客様が見て判りやすく、納得する文章に作り上げなければいけません。
ただ今,推敲中。
チーフのTさんにも、同じ宿題をお願いしてあります。
私たち温泉の”伝える力”を磨く機会でもあるんでしょうね。
声高に反対を唱える正直さも大切ですが、こういう問題には訴える力の技術が必要と痛切に感じています。
写真は緩和される量の比較図です。
放射能と同じで、量が増えても見えないところが恐ろしい。
知らない間に、やられてる。
温泉に置いてある野菜は近所の農家さんの農薬を控えた家庭消費用の野菜をお願いしてあります。

此処が、表現のポイントか?
伝えるテクニックを磨く。
伝えるテクニックを磨く。


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Posted by yo1 at 07:22│Comments(3)日記
この記事へのコメント
知らないことは怖いことですね。
伝えられて始めて知ることのありがたさ(*^^*)

ミツバチからの警鐘忘れずにしなければ……
Posted by 桜うさぎ桜うさぎ at 2013年12月08日 09:04
この農薬メーカーのトップにいる人、よく見かける人です。
経団連の会長で、キャノンの会長です。
住友系列が大半を製造販売。
ホウレンソウや蕪など葉物野菜に半端でない量的緩和。
金儲けだけの農家は使うんでしょうね。
中国では、自家製野菜には農薬使わず、日本向けにはバンバン使っているそうです。
これホントらしいよ。
日本の商社の指導とか。
消費者のニーズが優先
ダレニモイワナイデクダサイ。
Posted by yo1yo1 at 2013年12月08日 14:35
うふふ…ダレニモイイマセン(笑)
Posted by 桜うさぎ桜うさぎ at 2013年12月08日 16:36
 
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