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2012年05月15日

ちむだかといえらむ。

「肝高(ちむだか)の阿麻和利(あまわり)」という現代版組踊りがあることは知っていました。

勝連城を舞台にした、琉球史を題材にしたミュージカル。

最近ウチナー言葉を、コツコツですが理解しようとしています。

肝高?

地名だと思っていた。

!、そういえば、「肝(ちむ)って「こころ」と教えてくれた人がいたっけ。

高い・・・・・気高い。志が高い。

あっ!

「気高き人、阿麻和利」

今朝の新聞、沖縄本土復帰の日の特集がここ何回か出ていて「イエラム・サンタマリア」というラム酒に込められた「うむい」と、沖縄の酒税事情などが紹介されていました。

この記事読んでて、肝高(ちむだか)の阿麻和利(あまわり)」と言う言葉、ハタと気が付いた。

ネイチャーでない悲しさ。

こういうところが、判らない・知らない・気が付かない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今朝の新聞記事から

「イエラム・サンタマリア」・・・「伊江島のラム酒、聖母マリア」

大東の「コルコル」は確か環礁珊瑚「コーラル」が由来と記憶しているのですが・・・・。

この島の、「テッポウユリ」は有名だそうで・・・・。

ちむだかといえらむ。

そのむかし、琉球に立ち寄ったヨーロッパの宣教師がこの花を母国に持ち帰って、聖母マリアの像に備えてから、テッポウユリは聖母マリアには欠かせない花となったそうです。

命名に、物語りがありますよね。

昨年の初作は県外への出荷を中心に完売だったそうです。

新聞記事は、続けます。

沖縄の本当の地酒とは?

キューバと同じ緯度ということで、サトウキビから造られるお酒・・・・・・ラム。

本当の意味での、すべて沖縄産の地産地消の酒は「シマー」ではなく「ラム」。

現在、沖縄県のシマー製造メーカーは47社。

新規参入が困難が業界だそうです。

中世ヨーロッパの「ギルド」。

しかも、沖縄特別措置法の延長がこの5月に8回目の延長を決定され、酒税35%が免除されています。

300億円以上の減税措置と、既得の産業構造。

このシマーの現状はと言うと、04年の泡盛ブームを境に昨年出荷額は沖縄県内2割減。

内地向けに至っては、50%減という低迷を記録しているのです。

その下での、「イエラム・サンタマリア」の完売と言う事実。

そして、大東以外でも、植物エタノール燃料の蒸留設備を再利用することにより伊江島産ラム酒が2番手が表れたと言う事実。

ラム酒の原材料のサトウキビには1トン当たり、1万数千円の補助金が出されるそうです。

価格で言うと、シマーの4倍の2500円くらいが4合瓶だそうです。(材料原価にONされていく)

酒税減免措置は、適用されるのかは知りません。

これは、ある意味内地などでは沖縄の酒として今後競争になるのでしょうか?

又。沖縄ラム酒も大東産の独占ではなく競合になるんでしょうね。

アグリコール勝負。

それにしても、私の経験上ストレートより断然カクテルがいけます。

「牛乳コルコル」なんかは、優しくて好きですね。

酸味と仄かな甘みのかんきつカクテルも、すごくエキゾなスピリッツ。

この大東/伊江ラム酒産地競争と定着化の可能性を握るのは、吞みやすいラム酒のカクテル缶やカクテル瓶を開発した方が多分「沖縄の本当の地酒、ラム」の継承者になるのかもしれません。

2社以上の参入により、今後の競争は激烈さを増すでしょうが販売戦略で比較するといろいろと今後差が出そうです。

国産ラム酒は、調べると現在沖縄以外に2か所あります。

国産手造りラム酒 ルリカケス・・・・・  とにかくビックリでした!  琥珀色の国産ラム酒があったなんて・・・。
香り、あまーいキャラメルと蜂蜜のようであり樽の感じもまたあり。
味、アルコールの嫌味は無くまろやかに甘みが広がりのちに樽の渋みがなんとも言えず心地良いです。 まさに魅惑の味と言いましょう。
ロックまたは小量の水と氷でお楽しみ下さい。小量を生でクイッと飲むのも美味しいです。

 
小笠原 ラム酒 パッションリキュール・・・・小笠原に初めて人が定住したのは、1830年で欧米人5名とハワイの原住民約20名でした。そのうちの一人、ナサニヨル・セーボレーは、当時、太平洋に進出していた米国などの捕鯨船との間で、サトウキビから蒸留したラム酒の取引を行っていました。彼の出身地、米国マサチューセッツ州には、ラム酒の蒸留所が60あったと言われています。
 小笠原諸島が日本領土となってからは、開拓移住民がサトウキビから砂糖を製造し、主要な農産物として発展しました。その過程で生じた副産物は泡酒と蜜酒の製造に利用されました。泡酒は、白下糖製造の際に生じる泡を集めて発酵させ、蒸留したものでした。蜜酒は、再製糖の際に生じる糖蜜にぬるま湯を加えて、温暖な場所で発酵して造りました。
 小笠原のラム酒は、このように国内でも特異な歴史を背景に誕生した、アルコール度数40度の地酒です。
 パッションリキュールは、このラム酒に小笠原の特産品パッションフルーツの果汁を加えたアルコール度数12度の地酒です。


沖縄に3か所(大東・伊江島・名護)、徳之島に1か所、東京都小笠原に1か所。

現在国内には、5か所の醸造元があるようですね。

私の注目は、小笠原パッションリキュール・・・パッションリキュールは、このラム酒に小笠原の特産品パッションフルーツの果汁を加えたアルコール度数12度の地酒です。

このお酒だけが、いわゆるカクテルなのです。

カクテルの需要は、コンビニの酒類ケースを見ればわかりますがすごく充実しています。

大手の市場調査力を甘く見てはいけません。

売れるんです。

ラム酒ベースのカクテル販売があるいは、トップシェアに昇りつめる手法の1つかもと思いました。

売る・売れるということは、そこにどんな物語を持ってくるかと言うことなんでしょうね。

買う理由を消費者は、無意識に求めるわけで・・・・。

代表的なカクテル

モヒート・・・ モヒートとは、グラスにミントの葉と砂糖を入れ、クラッシュアイスを詰めたところにラム酒と炭酸を注ぎ、ライムを添えたカクテル。近年モヒートにバリエーションを施したメニューが増えていました。これにより、より気軽にモヒートというカクテルに触れることができ、スタンダードなモヒート・カクテルよりも飲み口のよい、飲みやすいカクテルが生まれています。

ちむだかといえらむ。


雉の今年のマイブームは、ラム酒ベースの”モヒート”にしよう。

「ちむだかといえらむ」の記事の書き起こしは、結論がこんな感じになりましたとさ。

めでたし、めでたし。

じつは、今日雨が降って…

嫁はん、群馬県行くのに躊躇しました。

こんなとき、直感で行かない。

中止。

それでいいのだ。















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Posted by yo1 at 23:21│Comments(0)語り
 
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