2012年05月30日
バナナ型神話

1昨日の拾い物の画像です。
リンゴは、エデンの園を追われた人間が食べた「知恵の樹の実」の象徴。
同じj場所に、「生命の樹」も生えてたそうな。
2者択一の話でもあるらしい。
もしも蛇に惑わされず、「生命の樹」の方を食べていたら人は「永遠」を手に入れていたそうな。
続きがあり、それでも人間は寿命は900年くらいあったらしい。
それも、ノアの洪水以降は120年までと定められたと・・・・。
これをバナナ型神話と言うそうです。
このお話は、ノアの洪水伝説と同じく世界各地にあり日本神話では「美人」と「それなりのひと」を同時に差し出されたニニギの命(天皇家の祖先)が「美人」をめとり、「それなりのひと」を帰してしまいました。
二人同時に、妻にしていれば「永遠」が手に入ったのです。
この二人の姉妹はそれぞれが、繁栄と長寿と言う遺伝子を持っており「美人」から生まれてきたのが「海幸彦・山幸彦」です。
「それなりのひと」をえらばなかったために、ニニギという選ばれしものにも人並みの寿命しか授かれなかったというお話です。
沖縄・宮古に伝わるおはなし。
太古の昔、宮古島にはじめて人間が住むようになった時のこと、月と太陽が人間に長命を与えようとして、節祭の新夜にアカリヤザガマという人間を使いにやり、変若水(シジミズ)と死水(シニミズ)を入れた桶を天秤に担いで下界に行かせた。
「人間には変若水を、蛇には死水を与えよ」との心づもりである。
しかし彼が途中で桶を下ろし、路端で小用を足したところ、蛇が現れて変若水を浴びてしまった。
彼は仕方なく、命令とは逆に死水を人間に浴びせた。それ以来、蛇は脱皮して生まれかわる不死の体を得た一方、人間は短命のうちに死ななければならない運命を背負ったという。
人種も地域も違う世界中にノアの洪水伝説とともに、このお話は形を変え存在するようです。
不思議なことだと思います。
Posted by yo1 at 06:29│Comments(0)
│語り