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2012年08月02日

打水効果

夏です。
夏です。
夏です。

暑すぎて、・・・・お客さん……来ません。

温泉で出来ること考えてみました。

前提条件。

お金はかけられない。

部屋を閉め切り、クーラーがんがん効かせても他の施設と同じ。

冬の融雪設備を利用して、駐車場の照り返しを防ぎ渡る風を涼やかに。

打水効果

木陰には、テントとリラックスできる椅子。

打水効果

そう。

自然の風の爽やかさを。

出来る事、こつこつ。

そうそう!

例の「飲める温泉」という電柱広告。

打水効果

新しいお客様増えてます。(ベテラン番台さんが口をそろえて報告あり。)

近くのオートキャンプ場から、パンフレットの周辺施設の案内に載せたいとオファーあり。

「飲める温泉」効果?

割引券付きのリーフットの設置や受付時間の延長など連携の話し合いに入りました。

自分たちの温泉のどこに価値があるか?と言うことをはっきりと打ち出すための内部整備に丁度2年半。

初めて、営業や宣伝に取り掛かれました。

高齢化による常連客の減少に歯止めがかかりませんでしたが、積極策の効果が表れています。

消費税が上がる2年後は、団塊の世代が65歳と言う本当のリタイヤを迎えます。

その時までに何とか間に合うように、長期的な戦略として捉えています。

まさに、打水効果。

ところでこの温泉、オトンが亡くなった相続争いに巻き込まれています。

そのうち、決着するのだろうけれどハンバーガーショップに入ってきて何食べようかな?という感覚で選ばれても・・・・。

秋には、私が関与することが無くなるかもしれません。

もともとハニカム計画とは、わたし個人が一人で支えるのではなく構成する一つ一つの個が集合することにより構造的な強さを発揮する計画なので、その意味で帰結としては納得しています。

よめはんが、「あんた、たのしんでるでしょう?」と聞いてきた。

認めます。

「遊んでいるのだ」(赤字も出して無いし、迷惑もかけていません)

還暦過ぎて、人生の目的・生きがいははっきりしてきました。

自分のものとは考えていない自分がいます。

新しい権利者が義務と責任をどう果たしてくれるのか?

少なくとも私には、1点の曇りもありません。

私が全力を尽くすのは、温泉を支えているスタッフの保全とお客様への温泉提供の約束だけです。

経営が立ち行かなければ、自分たちの別荘にすればいいなどと考えるならば・・・・・・・。

たぶん、報(むく)いを受けるでしょうね。

私には、達成感があります。

それは、私だけのものでもあるのかも。

これは。時間と努力と忍耐を必要とするもので「お金」では買えません。

未練がない自分がいます。

不思議ですが、そうなんです。









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