2013年02月12日
ちょっとだけ経済
マネタリゼーションという言葉を最近目にします。
簡単に言うと、お金の増刷という意味らしい。
今後、この言葉が新聞などに多く登場すると思います。
わかりやすく言うと日本銀行に政府が国債を直接買わせて公共投資などで、じゃんじゃん社会に直接流すこと。
そうすると、お金は社会に溢れてお金の価値が下がる。
物の量が一定ならば、物の価値が上がる。
意識的にインフレが起きる。
なんか簡単。
でも、皆がハッピー、皆が得するわけではない。
一番得するのは誰か?
今日はそこが問題だ。
日本銀行の一段の金融緩和で、得するんは、借金をたくさん抱えたところ。
例えば日本国政府。
しかし、そのツケは必ず来ます。
気になるニュース。
2013年2月12日ロイター:国債の借り換え急増に備え、一部前倒しも=財務省幹部
国債の借り換え?
国債借換えとは、既存の国債の償還に際し、その償還財源を調達するために新たに国債(借換債)を発行すること。
特例国債は借換えを行わず全額現金償還としていたが、建設国債は財政負担の平準化を図るために、60年間で償還するとの方針にもとづいて借換えが行われることとされた。
1985年度から特例国債を含む大量の国債の満期が次々と到来し、その大半が市中保有で、しかも償還日が特定月(特定日)に集中することが見込まれたため、借換制度の見直しが検討された。
1984年6月に特例国債の借換えも認められ、1985年6月には短期国債と年度越し借換債が発行できるように改正された。
日銀による国債の直接引受は財政法5条により禁止されているが、市中から購入した国債が償還される際、これに対する借換債を引き受けることは、国会の議決を得た範囲内で実施できる。
また、日銀では市中から購入した中長期国債が満期となった際、期間1年の短期国債を1回だけ引き受けているが、2005年度には2004年度に引き受けた短期国債の半分強を再度引き受けた。
これには国債の日銀引受がなし崩し的に拡大しかねないという批判も出ている。 (証券投資用語辞典より)
流れは決まった感がありますね。
今日、会社のすべての有利子負債(銀行からの借り入れ)をきれいさっぱり返すことにした。
もう。体力勝負だな。
短期的には、借金していたほうが得だが長期的に調整局面が来て破滅するだろう。
さて、温泉のお話しを一つ。
昨年の5月に入湯料金を値上げした。
色々と作戦を行い、9月決算で8%近くの増収という結果だった。
じつは来年度・再来年度の消費増税を見込んで、早めのタイミングでの処置でした。
経営的見通しでは、どうか?
円安にぶれるとガソリン代が高くなる。
山の中の温泉なので、足は遠のく。
だから、消費税導入時に周りの公営補助金温泉は値上げするだろうけど、”値上しないで頑張ります”をやりたかった。
途中経営をバトンタッチしたのだが、せっかく値上しておいたのに前任者の私に内緒で前売りチケットの”安売り”をコソコソした。
11枚綴り1冊につき500円安くした、一人¥420の入湯料が1枚につきなんと¥90お得の¥330での販売。
3冊まとめ買いのばあいなので、約1か月に換算すると3冊につき¥2700以上の減収。
前売りチケットの入場者数の平均で計算すると、1か月¥70.000は減収したことになる。
1年間続けると、¥1000,000近く。
言いぐさが、”給料払えないからチケットの安売りする”とスタッフに聞いた。
え~~~っ?ちょっと待ったという話である。
給料払って、自分の取り分が無いのと自分の分取ったら、給料払えないとは意味が違うじゃん・・・・・・と思った。
ましてや、スタッフの出勤日を平均15日から11~12日に減らした。
自分のヨメはんが乗り込んできて、ごあいさつ代わりとコーヒー無料サービス。
飲み物は売れない。
減収の無間地獄。
車で来ているスタッフには、”貴女の車は、燃費がいいから交通費安くします”
交通費カット。
おいらだったら、ヤル気失せるわ。
現場で、〆るだけ絞めておいて、遠く沖縄に居る取引先にはお歳暮みたいなものを贈る。(今年沖縄行ったとき、同じ人にたまたま同じものをプレゼントして発覚!)
給料払えんものが、贈り物するか!
スタッフの一人が、半分お別れの挨拶を言いに来た。
ひきとめた。
あやまった。
自分の不明を恥じている。
この温泉には、地獄の季節がある。
6月~9月は連日暑くて、固定費が毎月赤字になる。
その時期に、安売りチケットセールをして¥1000.000単位の現金収入で乗り切ってきた。
この時期にやられると、お客ののどが乾かない。
のどが乾かないと、夏場は乗り切れない。
他のスタッフが、身を挺して止めたらしい。
断片的な情報だけでも、危機的かなと思う。
どうも、バトンタッチ相手の経営者の長期的ビジョンが見えない。
スタッフによると、事前の相談や予告なしに運営が変更されるらしい。
まだ、バトンタッチ3か月です。
その間、私は完全に無視されています。
よっぽど、最低な前任経営者と思われているのかも。
ハニカム計画というものがある。
それは、単一の経営基盤ではなくマルチのコンテンツを集めた個々の集合体がキラーコンテンツ(他所にない特性)をもつ温泉と合体して強固なシナジー基盤を造りだすという計画。
ハチの巣の構造に似ていることから、ハニカム計画と名付けました。
道半ばで、相続問題が起り一時温泉から離れた。
ううううっ。
自己責任であるが、スタッフには申し訳ないことをした。
問題は、相手の経営能力であり人間性ではないと思う。
現状認識として、客観的に対処したい。
要するに、私があほだったということかな?
まぁ、騙すより騙される方なええわな。
なんか、本人気が付かないで一生懸命やってるみたいだし、それが経営だと思っている節あり。
”浦島太郎”?
簡単に言うと、お金の増刷という意味らしい。
今後、この言葉が新聞などに多く登場すると思います。
わかりやすく言うと日本銀行に政府が国債を直接買わせて公共投資などで、じゃんじゃん社会に直接流すこと。
そうすると、お金は社会に溢れてお金の価値が下がる。
物の量が一定ならば、物の価値が上がる。
意識的にインフレが起きる。
なんか簡単。
でも、皆がハッピー、皆が得するわけではない。
一番得するのは誰か?
今日はそこが問題だ。
日本銀行の一段の金融緩和で、得するんは、借金をたくさん抱えたところ。
例えば日本国政府。
しかし、そのツケは必ず来ます。
気になるニュース。
2013年2月12日ロイター:国債の借り換え急増に備え、一部前倒しも=財務省幹部
国債の借り換え?
国債借換えとは、既存の国債の償還に際し、その償還財源を調達するために新たに国債(借換債)を発行すること。
特例国債は借換えを行わず全額現金償還としていたが、建設国債は財政負担の平準化を図るために、60年間で償還するとの方針にもとづいて借換えが行われることとされた。
1985年度から特例国債を含む大量の国債の満期が次々と到来し、その大半が市中保有で、しかも償還日が特定月(特定日)に集中することが見込まれたため、借換制度の見直しが検討された。
1984年6月に特例国債の借換えも認められ、1985年6月には短期国債と年度越し借換債が発行できるように改正された。
日銀による国債の直接引受は財政法5条により禁止されているが、市中から購入した国債が償還される際、これに対する借換債を引き受けることは、国会の議決を得た範囲内で実施できる。
また、日銀では市中から購入した中長期国債が満期となった際、期間1年の短期国債を1回だけ引き受けているが、2005年度には2004年度に引き受けた短期国債の半分強を再度引き受けた。
これには国債の日銀引受がなし崩し的に拡大しかねないという批判も出ている。 (証券投資用語辞典より)
流れは決まった感がありますね。
今日、会社のすべての有利子負債(銀行からの借り入れ)をきれいさっぱり返すことにした。
もう。体力勝負だな。
短期的には、借金していたほうが得だが長期的に調整局面が来て破滅するだろう。
さて、温泉のお話しを一つ。
昨年の5月に入湯料金を値上げした。
色々と作戦を行い、9月決算で8%近くの増収という結果だった。
じつは来年度・再来年度の消費増税を見込んで、早めのタイミングでの処置でした。
経営的見通しでは、どうか?
円安にぶれるとガソリン代が高くなる。
山の中の温泉なので、足は遠のく。
だから、消費税導入時に周りの公営補助金温泉は値上げするだろうけど、”値上しないで頑張ります”をやりたかった。
途中経営をバトンタッチしたのだが、せっかく値上しておいたのに前任者の私に内緒で前売りチケットの”安売り”をコソコソした。
11枚綴り1冊につき500円安くした、一人¥420の入湯料が1枚につきなんと¥90お得の¥330での販売。
3冊まとめ買いのばあいなので、約1か月に換算すると3冊につき¥2700以上の減収。
前売りチケットの入場者数の平均で計算すると、1か月¥70.000は減収したことになる。
1年間続けると、¥1000,000近く。
言いぐさが、”給料払えないからチケットの安売りする”とスタッフに聞いた。
え~~~っ?ちょっと待ったという話である。
給料払って、自分の取り分が無いのと自分の分取ったら、給料払えないとは意味が違うじゃん・・・・・・と思った。
ましてや、スタッフの出勤日を平均15日から11~12日に減らした。
自分のヨメはんが乗り込んできて、ごあいさつ代わりとコーヒー無料サービス。
飲み物は売れない。
減収の無間地獄。
車で来ているスタッフには、”貴女の車は、燃費がいいから交通費安くします”
交通費カット。
おいらだったら、ヤル気失せるわ。
現場で、〆るだけ絞めておいて、遠く沖縄に居る取引先にはお歳暮みたいなものを贈る。(今年沖縄行ったとき、同じ人にたまたま同じものをプレゼントして発覚!)
給料払えんものが、贈り物するか!
スタッフの一人が、半分お別れの挨拶を言いに来た。
ひきとめた。
あやまった。
自分の不明を恥じている。
この温泉には、地獄の季節がある。
6月~9月は連日暑くて、固定費が毎月赤字になる。
その時期に、安売りチケットセールをして¥1000.000単位の現金収入で乗り切ってきた。
この時期にやられると、お客ののどが乾かない。
のどが乾かないと、夏場は乗り切れない。
他のスタッフが、身を挺して止めたらしい。
断片的な情報だけでも、危機的かなと思う。
どうも、バトンタッチ相手の経営者の長期的ビジョンが見えない。
スタッフによると、事前の相談や予告なしに運営が変更されるらしい。
まだ、バトンタッチ3か月です。
その間、私は完全に無視されています。
よっぽど、最低な前任経営者と思われているのかも。
ハニカム計画というものがある。
それは、単一の経営基盤ではなくマルチのコンテンツを集めた個々の集合体がキラーコンテンツ(他所にない特性)をもつ温泉と合体して強固なシナジー基盤を造りだすという計画。
ハチの巣の構造に似ていることから、ハニカム計画と名付けました。
道半ばで、相続問題が起り一時温泉から離れた。
ううううっ。
自己責任であるが、スタッフには申し訳ないことをした。
問題は、相手の経営能力であり人間性ではないと思う。
現状認識として、客観的に対処したい。
要するに、私があほだったということかな?
まぁ、騙すより騙される方なええわな。
なんか、本人気が付かないで一生懸命やってるみたいだし、それが経営だと思っている節あり。
”浦島太郎”?
Posted by yo1 at 22:21│Comments(0)
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