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2012年02月25日

おやゆびひめ・・・そのいち。

Hans Christian Andersen:はんす・あんでるせん
Thumbelina〈おやゆびひめ〉

おやゆびひめ・・・そのいち。画像はパクリです。著作権あると思う。こっそり。あまりに可愛いもので。早めに消去。

Once upon a time 、There was once a woman who wished very much to have a little child, but she could not obtain her wish.
(むかしむかしのことでした。〇〇ちゃんのようなげんきでかわいいこどもがさずかりますように!っと、かみさまにもいっぱいおねがいしたのですが、ざんねんなことにさずからなかったおんなのひとがいました。)

At last she went to a fairy, and said, "I should so very much like to have a little child; can you tell me where I can find one?"
(いろいろなひとをたずねあるき、さいごにものしりの「ようせい」にであいました。「ようせいさん、とってもとってもわたしは、かわいいこどもがほしいんです、わたしのねがいがかなうところはどこでしょうか?)

"Oh, that can be easily managed," said the fairy.
(「おや!まぁ~。そんなねがいならおやすいごようよ。」とようせいはおんなのひとにいいました。)

"Here is a barleycorn of a different kind to those which grow in the farmer's fields, and which the chickens eat; put it into a flower-pot, and see what will happen."
(これはね、おまえさんがしっているおおむぎのタネとはちょっとちがったものなんだけどね・・・・、ほら!このタネをうえきばちにうえてごらん、そしてなにがおきるかたのしみにみててごらん。)

"Thank you," said the woman, and she gave the fairy twelve shillings, which was the price of the barleycorn.
(おんなのひとはようせいにたんまりのおれいをはずんで、「ほんとうにありがとう」とようせいにおれいをいいました。)

Then she went home and planted it, and immediately there grew up a large handsome flower, something like a tulip in appearance, but with its leaves tightly closed as if it were still a bud.
(おんなのひとは、いそいでおうちにかえりそのたねをうえてみました・・・・と、あらまぁふしぎ!たちまちチューリップのようなおおきなかわいらしいはなにそだってきたのです・・・・・・でも・・・・そのはなびらときたら、まだかたい「め」のようにつぼんだままなのでした。)

"It is a beautiful flower," said the woman, and she kissed the red and golden-colored leaves,
(「まぁ、なんとかわいくてきれいな〈はな〉なんでしょう。」・・・おんなのひとは、あかいろがにじいろにかがやくはなびらにおもわずキスをしました。)

and while she did so the flower opened, and she could see that it was a real tulip.
(おんなのひとが〈キス〉をすると、そのはなは、ひらきはじめまるでちゅーりっぷのはなのようになりました。)

Within the flower, upon the green velvet stamens, sat a very delicate and graceful little maiden.
(ひらいた〈はな〉のなかを、おんなのひとがのぞきこむと・・・・みどりのびろーどをしきつめたような〈おしべ〉にすわったこわれそうなくらいかわいくてやさしそうなおんなのこがすわっているではありませんか!)

She was scarcely half as long as a thumb, and they gave her the name of "Thumbelina," or Tiny, because she was so small.
(そのおんなのこは、おんなのひとのおやゆびのちょうどはんぶんくらいのせたけで、とってもちいさいこだったので〈おやゆびひめ〉とかニックネームで〈おちびちゃん〉となづけられました。)

つづく。

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アンデルセン童話は、彼が「バイ」であることも起因してか優しいという印象を受けます。

彼の出世作「即興詩人」(なんかずいぶん昔いよんだかなぁ)は森鴎外の邦訳が名訳としての評価を受けているとウィキペディアに書いてあった。

その邦訳の書き出しに、「トリュトン」という言葉を見つけました。

ギリシァ神話の海神ポセイドンの息子の名前です。

この像が、パキスタンタキシラ遺跡から発掘され2年前にうちの店にやってきました。

ヘレニズムです。

おやゆびひめ・・・そのいち。

当時のブログ記事から探し出しました。(ふぅ~)

ぁあ、また本題からそれてる。(結局ヘレニズムが好きなだけ)

グリム童話が大好きなぱぐさん。

始めてお宅に伺ったとき、首里自宅マンションのベランダから見える沖縄南部の森を「ドイツの黒い森に見えませんか?yoさん。この風景が気に入ってるんです」と・・・・。

沖縄の森とドイツの黒い森・・・・・・。

実際両方行ってるので、何とも言えないのですが…。

この御仁の感性は、常人の域を上回ることが即座に分かった思い出です。

ぁっわたし、孫は「灰かぶり姫」ではなく「おやゆび姫」で育ってほしいです。

グリムで育つとパグさんみたいに「個性的」になるんかなぁ。










多分、ほどなく孫娘は、字を覚えるだろう。

おじいちゃんは今日も、パソコン教室に通いお勉強をしている。

これからは、「フッダー」や「ヘッダー」など1冊の本に仕上げるための「お勉強」をしてみようとおもっている。








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