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2012年03月18日

おやゆびひめ、そのよん。

おやゆびひめ、そのよん。


The tiny little creature woke very early in the morning, and began to cry bitterly when she found where she was, for she could see nothing but water on every side of the large green leaf, and no way of reaching the land.

おちびちゃんが、あさはやくおきたらいつのまにか、きしからとおくはなれたおおきなはっぱのうえにいるのがわかり、ひどくうろたえてなきさけんでしまいました。

Meanwhile the old toad was very busy under the marsh, decking her room with rushes and wild yellow flowers, to make it look pretty for her new daughter-in-law.

おなじころ、ははおやひきがえるは、かのじょのむすこのおよめさんのために、かわいくみえるようにと、いぐさときいろいはなをかざりつけたおへやをしつらえるために、ぬまちのちかでいそがしくはたらいていました。

Then she swam out with her ugly son to the leaf on which she had placed poor little Tiny.

それから、ははおやひきがえるは、かわいそうなおちびちゃんをおいてあるはっぱに、みにくいむすことおよいでいきました。

She wanted to fetch the pretty bed, that she might put it in the bridal chamber to be ready for her.

ははおやひきがえるは、おちびちゃんのためによういしたけっこんしきのまにおちびちゃんのくるみのべっどをもっていこうとおもいました。

The old toad bowed low to her in the water, and said, "Here is my son, he will be your husband, and you will live happily in the marsh by the stream."

ははおやひきがえるは、みずのなかから、「これがわたしのむすこさ、このこがおまえのだんなさんだよ、おまえはこれからみずべのぬまちでこのことしあわせにくらしておくれでないか」とおちびちゃんにあたまをさげました。

"Croak, croak, croak," was all her son could say for himself; so the toad took up the elegant little bed, and swam away with it, leaving Tiny all alone on the green leaf, where she sat and wept.

「げろげ~ろ」しかいえない、ははひきがえるののむすこは、おちびちゃんのかわいいべっどをとりあげべっどとともに、およぎさっていきました。

おやゆびひめ、そのよん。

おちびちゃんは、すいれんのはっぱのうえに、ひとりのこされ、すわりこんで、しくしくなきはじめました。

She could not bear to think of living with the old toad, and having her ugly son for a husband.

おちびちゃんには、あのははおやひきがえるといっしょに、かのじょのみにくいむすこをだんなさんにしてくらすことなど、かんがえただけでも、たえられそうにないことでした。

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少しづつですが、進んできました。

原文は、やはり言い回しにそれぞれ意味があるということを教えてくれます。



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